木. 3月 28th, 2024

「捨てられる日本」/ジムロジャースがとても面白かったのでいくつか抜粋しておこう。

>日本の債務は1200兆円を超えている。国民の資産を税金として集め国の債務返済にあてている。
>今この国に必要なことは競争力のあるビジネスを育てることだ
>少子化を解決したいなら女性が子育てしやすい環境を整備し移民を積極的に受け入れるべく外国人雇用、ビザ、貿易制限など法律を撤廃すべき。
>20世紀の覇権国はアメリカ。今は苦難の道の途上にある中国だがおそらく次の覇権国になるだろう。過去4回も覇権の座についた国だ5回目もありうる。
>イノベーションを起こす人材は思いもよらぬ分野から発想するものだが「斜め上の発想力」を育てる教育を日本の学校では行っているだろうか?
>新時代の変化の大波は通貨にも到来。昨今フィアットエコノミー(法定通貨によって形成される経済圏)からクリプトエコノミー(暗号資産によって形成される経済圏)へ人工移動が加速している。
>賃金の上昇を促すためには、移民を増やし貿易が活発に行われるように努め日本を今よりも外へ向けて解放する必要がある。
>もはや海外の方が成功できる。ベトナムや中国はいい。またロシア、ウラジオストクは面白い場所だ。
>10歳、40歳、60歳のためのアクションプラン。10歳なら日本から出て違う言語を学ぶことを勧めたい。未来のある若者は日本語以外の言語を積極的に学び活躍の場を広げる努力をした方がいい。第二言語のおすすめは英語、中国語、スペイン語、韓国語。近い将来中国の時代が到来することを考えれば中国語を話せることは武器になる。40歳なら自己防衛に努めるべき。65歳なら政府が面倒を見てくれるだろう。しかし政府の言いなりにならず好きなことをするべきだ。
>資産をどこに置いておくか、おすすめするのはスイス、ルクセンブルク、シンガポールだ。
>日本に大チャンスが到来する産業は、「観光」、「農業」、「教育」

総括>
世界、投資家から見捨てられていく日本。政府は債務返済に必死で少子化対策、教育政策もままなっていない。少子超高齢化、上がらない賃金、産業の衰退これらに変革を起こすとしたら、とにもかくにも移民受け入れが必要不可欠といえるのかも知れない。

By Rozetta

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です